Essential PH-1 を買って1週間

Fumiaki Yoshimatsu
7 min readDec 9, 2017

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Essential PH-1を買って1週間たちました。$300未満(購入したときのディール)でSnapdragon 835なAndroidの使い勝手とは。

手触りとか筐体とか

チタンの筐体は、プラスチック感満載のNexus 5Xと違って何か高級品を持っているような感覚。テーブルにもそっと置いてしまう。手に持つと重いのは重いんだけど、「手に収まっている」感じでまあ、長時間持ち上げて撮影とかでもない限り問題ないです。ケースは使っていませんが、えらいすべります。まあ早晩落としますねこりゃ。

速さとか画面とか

まー2年ぶりの新車だし、速く感じますよねそりゃ。カメラの起動が遅いって文句を見かけた気がするんだけど、普通の写真については、アイコンに触って撮影できるようになるまで1秒以内な気がします。最初はどうだったのか知らないけど、最初がそこまでひどかったんなら、すごく改善されたんだと思います。

カメラ

Googleカメラも入れて、同じシーンを両方撮って見比べてるんだけど、うーん、何か違う?全然変わらない気がします。Essentialのカメラアプリは、HDRがデフォルトではオフになっていて、少しでも暗いときにオンにすると「明るいところで使う機能だよ」ってToastが出るんだけど、無視してHDRで撮ってこれ。特に問題ないと思うんだけど。

左 Essenitial 右 Google
左Essential 右Google

光量が少ないところでたぶんGoogleカメラの方がよい。ということはソフトウェアでどうにかなるってことだから、アップデートに期待しつつ、まあもう少しいろいろ撮影してみないと。もともと写真のクオリティにそこまでこだわりのある人間ではないし、イラっとするような遅さもないので、今のところ問題なし。

360度カメラ

NYSEのクリスマスツリー

今回のお得ディールでついてきた360度カメラ。世界最小らしいです。360動画も撮れます。まあ面白いよねぇ…。

ポートレートモード

11月のカメラアップデートで、iPhone 7 Plus以降のハイエンド機では必須になった感のあるポートレートモードが増えました。

うん、いいんじゃないでしょうか?あれやこれと比較してどうかはわからないけど、満足してます。

「ゆかちゃん」

iPhone Xのあの部分のことは「のっち」と呼ぶそうなので、Essential PH-1のこの部分のことは「ゆかちゃん」と呼ぶことにします。

見ている限り、アプリの「ゆかちゃん」対応は3段階あります。一番ダメなのが、ステータスバーの後ろに行ってしまってオプションメニューやナビゲーションドロワーを開けない(または開くのが難しい)アプリ。

対応してないアプリの例。左Feedly。右Yahoo Fantasy Sports。我がチームの成績はひどい。

松竹梅なら竹のものがたぶん最も多くて、プラットフォーム提供のウィジェットに変な手を入れていないとこうなるんだろうと想像。TwitterやInstagram。

Instagramは普通のアプリ

松レベルなのがGoogle Maps、City Mapper、Google Play 系(StoreとかMusicとか)。かしゆかの裏まできっちり利用しつつ、ツールバーはかしゆかの下に表示して操作できます。

Google Maps。ゆかちゃんの横にYankee Stadium。

一番ダメなタイプのアプリがなぜああなるのかの原因はなんとなくわかっているので、別途コードを書いて検証しようと思います。

地下鉄で横に座っている人のiPhone Xをガン見したときに、「のっち」は不自然に邪魔だろーこれーとかおもったんだけど、「ゆかちゃん」はまったく邪魔じゃないというか特に違和感ないです。「のっち」より細身だし。

ヘッドホンとオーディオ

3.5mmヘッドホンジャックはありません。USB-Cからの変換ドングルが付属してます。僕はこれにあわせてRefurbishedで$189だったSony WI-1000Xも買いました。このSecondipityってSellerは出荷も早いしSony製品を扱っていておすすめ。

NFCペアリングをやってみたくて、でもNFCが本体最下部右側に配置されていることがようやく判明するまで手こずったけど、あとは問題なし。ただ、Oreoが来るまではLDACもaptXもないので、Oreo早くこないかなあ。

ソフトウェアアップデート

で、そのOSアップデートなんですが、開封直後に4回のシステムアップデートを受けて、使い始めた翌日にさらにDecember Updateがきました。Pixelより2ヶ月連続で早く提供できたとかなんとか。

少なくとも現状ではEssentialのソフトウェアチームはかなり積極的にアップデートを行っていて、Oreoのベータも始まってるし、この調子が続くならGoogle謹製でなくても問題ないなあ。

Essentialの社是?のようなところでAndy Rubinが書いている「Devices shouldn’t become outdated every year. They should evolve with you.」を信じるなら、この調子は続いていくはずなんだけど。

Andy RubinがGoogleを辞めた理由みたいなことが今話題になっていて、それがどこまで事実なのかこの時点ではよくわかっていないんだけど、Andy RubinがいなくなるようなことがあるとEssential社の存在意義みたいなのは急に方向性が変わっていってしまうと思うので、綱渡り感はありますね。Amazonからの出資を受けたので、次世代Fire Phoneになっちゃうんじゃないかみたいな話もあったし。

追記:Andy Rubinは職場復帰してました。

Welcome back Andy!

まとめ

$499で十分お買い得な上に、実際に入手した額のことを考えると、買ってよかったとしか言いようがない。もう2、3セット買って親兄弟に配ればよかった。まあまだ使い始めて一週間なので、その後どうなるかはまた書くかもしれないですが。ちなみにUSではSprintがキャリアで販売しているので、Softbankワンチャン。。ないのかな。

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